外構(がいこう)とは、建物の外部空間、つまり庭・門・塀・駐車場・アプローチ・フェンスなど、家の外まわりを整える工事や設備を指します。以下に外構の主なメリットとデメリットをまとめます。
【メリット】
1. 防犯性の向上
フェンスや門扉を設置することで、侵入を防ぎやすくなり、プライバシーも守られます。
2. デザイン性の向上
建物との統一感を持たせることで、全体の外観が美しくなります。
第一印象(“家の顔”)としても重要。
3. 快適な生活空間の拡張
ウッドデッキやテラスを作ることで、屋外でもくつろげるスペースが増えます。
ガーデニングや家庭菜園など、趣味の場にもなります。
4. 利便性の向上
駐車場・自転車置き場・物置など、生活に必要な機能を外構に組み込めます。
雨の日も滑りにくいアプローチなど、安全性も高められます。
5. 資産価値の維持・向上
きちんと整備された外構は、将来売却時の評価にもつながることがあります。
【デメリット】
1. コストがかかる
フル外構の場合は数十万〜数百万円かかることも。
特にデザイン性や素材にこだわると、費用が跳ね上がります。
2. メンテナンスが必要
植栽の手入れ、塀や門の清掃・修繕など、定期的なメンテナンスが発生します。
特に天然素材を使った場合、劣化が早いことも。
3. 施工トラブルの可能性
工事業者によって仕上がりの品質に差が出る場合があります。
打ち合わせ不足によるデザインミスマッチや、近隣とのトラブルも。
4. 固定資産税に影響することも
一部の構造物(車庫など)は課税対象になる場合があります。